カサンドラの淵から

産後うつ、カサンドラ、双極性。いろいろ苦しい人の日記です。

夫と娘と別居1日目

現在、私独り身で実家に帰っている。


産後うつ傾向もある双極性気分障害だ、と診断されているため、子どもと離れると言うのが治療として良いと判断されたためである。



確かにうちの子どもは手がかる。


同じくらいの月齢の子が、イヤイヤ期に入る前にいったん落ち着いて、一人遊びができるようになってくる時期の中、うちの子はなかなか一人遊びがうまくできない。


ミュージックケアや子育てプログラムなどで、講師の先生が居る時間などもすぐ部屋から脱走しようと走るし、連れ戻そうとすると体を反らせて嫌がる。

毎回それを繰り返していると、そのプログラムの参加者は「大変そうなお子さんだな」と言う目を向けるのである。


そもそも、うちの娘は気分が良くないと、抱っこすらさせてくれない。

体を固定させるのが嫌で、抱っこ紐もおんぶ紐ととうの昔に諦めた。


乳頭混乱を起こすので、おしゃぶりも哺乳瓶も使うことができなかった。



他のお子さんと比べてはならないが、比べると、いわゆる「育てにくい子」だ。




でもやはり母親と子の絆と言うのは深いもので、1日離れているだけでも涙が溢れる。暇があれば子どもの動画や写真を見ている自分がいることに気づく。



産後うつの考察でたまに見かけるのが、「離れるのがいちばんの治療だが、母親の方が離れがたい。一般的な人よりその執着が強い。」と言う特徴を挙げている。

まさに今、私がその状態なのだなと、子どもの育児共有アプリで「寝たこと」を確認しながらため息をついた。


これではなかなか産後うつの治療が進まないだろうなぁと、気休め程度に薬を飲んで、早めに就寝することにする。